何度でも、愛を叫ぶ。


そっか、


おばあ様はお爺様に会えたんだ。


「祐香、そろそろ戻る時じゃないのかい?」


ドラマで見たような、白い光が私を包み込む。


「また、会いに来ますから!」


「お墓に来ておくれ。じい様と一緒に、待っているわ。」


「次は…!」


最後、私が言おうとした言葉はおばあ様には聞こえただろうか。


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