誰にも向かない君の笑顔が私だけのものになったら
音を立てないように、静かに彼女の隣に座る。
学校の時の彼女はどちらかと言うと元気な方で。
いつも笑顔で。
だからこそ、その笑顔を向けてほしくて。
遠くから見てるだけだったのに、どうすれば向けてくれるのかなんて考えたりして。
まだ、彼女の隣にいるっていう実感がわかない。
彼女と同じようにうつ伏せになってみる。
これは気持ちがいい。
暖かい風と日差し。それらに包まれているのが心地よくて、つい目を閉じた。