葵くん、そんなにドキドキさせないで。
慌てて首を振る
そしたら、葵くんは私の首元を見た
「…俺が付けた印、もう消えたんだ?」
「っ、へ!」
この前付けられたキスマークを思い出してボンっと顔を赤くする私
「また付けてあげようか?」って言うけど葵くん!もういいですから…!
「…田中さんって学習能力ないよね」
「ゔっ」
ため息をつく葵くんに、何にも言い返せない…
で、でもしょうがないんだよ?
『華子ちゃん、教科書見せて〜』
教科書忘れたって言われたら見せなきゃいけないし
『連絡先交換しよーよ。スマホ貸して?』
こう言われたって断る理由がないもん…。