宮花物語
青蘭は、王を後ろから抱き締めた。
「父も、今の私を見れば、王をお許し下さいます!お亡くなりになったのは、まだお一人ではございませんか!これからまだまだ、お子はできます!」
「青蘭……」
いつもは力強い王も、今日ばかりは、か弱い女人のようだ。
だからこそ青蘭は、あの黒音の笑みが、気になって仕方なかった。
なぜ主人が酷い目に逢っているのに、微笑みを浮かべる事ができるのか。
答えは簡単。
黄杏の子が亡くなる事を、黒音自身、望んでいたからだ。
ではなぜ?
そして、黒音自身が手を出したのか、それとも他の女人にやらせたのか。
ともかく青蘭は、黒音を調べてみようと、心に誓った。
それから数日して、お付きの女人が、黒音を調べてきた。
「青蘭様。黒音は時々、自分が妃になって王の跡継ぎを産み、国母になるのだと、周りに言っていたそうです。しかも掃除人や洗濯人など、あまりお妃様達と接点がない者達に。」
「父も、今の私を見れば、王をお許し下さいます!お亡くなりになったのは、まだお一人ではございませんか!これからまだまだ、お子はできます!」
「青蘭……」
いつもは力強い王も、今日ばかりは、か弱い女人のようだ。
だからこそ青蘭は、あの黒音の笑みが、気になって仕方なかった。
なぜ主人が酷い目に逢っているのに、微笑みを浮かべる事ができるのか。
答えは簡単。
黄杏の子が亡くなる事を、黒音自身、望んでいたからだ。
ではなぜ?
そして、黒音自身が手を出したのか、それとも他の女人にやらせたのか。
ともかく青蘭は、黒音を調べてみようと、心に誓った。
それから数日して、お付きの女人が、黒音を調べてきた。
「青蘭様。黒音は時々、自分が妃になって王の跡継ぎを産み、国母になるのだと、周りに言っていたそうです。しかも掃除人や洗濯人など、あまりお妃様達と接点がない者達に。」