宮花物語
「黄杏さん?」
それでも黄杏の足音に気づく紅梅。
「また来たの?それとも、一緒に祈りを捧げに来たの?」
返事もなく、黄杏は紅梅の隣に座った。
「これを……届けに来たの。」
紅梅の前に、あの薬草が入った包みを置く。
「これは?」
「私の実家のある村に生えている薬草なの。一説ではこれがあるから、村は子宝に恵まれるんだって、両親は言ってたわ。」
紅梅は、そっと包みを開ける。
見れば、ただの草にしか見えない。
「これって、煎じて飲むの?」
「そうなの。それを飲むと、体全体が温まるの。それでお子ができやすくなって、子供も無事生まれてくるんだって。」
紅梅は、改めて黄杏を見つめた。
「どうして……私にそんな薬草を?」
「私、さっきの紅梅さんの話を聞いて、考え方が変わったわ。私ももっと、妃としての自覚を持たないとって。」
紅梅は、目をぱちくりさせた。
それでも黄杏の足音に気づく紅梅。
「また来たの?それとも、一緒に祈りを捧げに来たの?」
返事もなく、黄杏は紅梅の隣に座った。
「これを……届けに来たの。」
紅梅の前に、あの薬草が入った包みを置く。
「これは?」
「私の実家のある村に生えている薬草なの。一説ではこれがあるから、村は子宝に恵まれるんだって、両親は言ってたわ。」
紅梅は、そっと包みを開ける。
見れば、ただの草にしか見えない。
「これって、煎じて飲むの?」
「そうなの。それを飲むと、体全体が温まるの。それでお子ができやすくなって、子供も無事生まれてくるんだって。」
紅梅は、改めて黄杏を見つめた。
「どうして……私にそんな薬草を?」
「私、さっきの紅梅さんの話を聞いて、考え方が変わったわ。私ももっと、妃としての自覚を持たないとって。」
紅梅は、目をぱちくりさせた。