艶恋オフィス クールな室長に求愛されてます
乾いた音を響かせるグラスを困った様な表情で笑いながら見ていた祥子さんが口を開く。
「駒宮のことすら分かっていない、まどかのことは放っておくとして。郁ちゃん、駒宮のどこがいいの?郁ちゃんの好きな王子様とは全く……」
どうやら祥子さんは、私が駒宮室長のことが分かっていないこと位すっかり見透かしているらしい。
「この間、棚卸の日に駒宮室長が来店されて、私が段ボール運んでいたら手伝ってくれたんです。何も言わずに黙々と。それがとてもスマートで、素敵でした。」
郁ちゃんの顔は、一気にピンク色に染まっていく。
「駒宮室長、噂には聞いていましたけど、かなりのイケメンでした。私がお礼を言ったら少しだけ笑ってくれて、その笑顔の後ろにバラのオーラが見えました」
私は郁ちゃんの後ろにピンク色のオーラが見えた気がする。
「駒宮のことすら分かっていない、まどかのことは放っておくとして。郁ちゃん、駒宮のどこがいいの?郁ちゃんの好きな王子様とは全く……」
どうやら祥子さんは、私が駒宮室長のことが分かっていないこと位すっかり見透かしているらしい。
「この間、棚卸の日に駒宮室長が来店されて、私が段ボール運んでいたら手伝ってくれたんです。何も言わずに黙々と。それがとてもスマートで、素敵でした。」
郁ちゃんの顔は、一気にピンク色に染まっていく。
「駒宮室長、噂には聞いていましたけど、かなりのイケメンでした。私がお礼を言ったら少しだけ笑ってくれて、その笑顔の後ろにバラのオーラが見えました」
私は郁ちゃんの後ろにピンク色のオーラが見えた気がする。