艶恋オフィス クールな室長に求愛されてます
「萩原たちとあんなに大声で喋っていれば、嫌でも聞こえる」
席に戻った駒宮室長は缶のプルタブを開け、一口コーヒーを喉に流し込む。
上下する喉仏が、ただでさえ色気のある駒宮室長の色気を増長させる。
「コ、コーヒー、ありがとうございます」
私の言葉に少しだけ表情を崩した駒宮室長が小さく頷く。
まだ熱いくらいのコーヒーを少しだけ飲んでみる。
苦いはずのコーヒーが、今日は何故だかやけに甘く感じた。
『報告:駒宮室長、ほんの少し、ほんの少しだけど優しいところもあるようです』
差し入れのコーヒーを飲みながら、私は郁ちゃんにメールを送信した。
席に戻った駒宮室長は缶のプルタブを開け、一口コーヒーを喉に流し込む。
上下する喉仏が、ただでさえ色気のある駒宮室長の色気を増長させる。
「コ、コーヒー、ありがとうございます」
私の言葉に少しだけ表情を崩した駒宮室長が小さく頷く。
まだ熱いくらいのコーヒーを少しだけ飲んでみる。
苦いはずのコーヒーが、今日は何故だかやけに甘く感じた。
『報告:駒宮室長、ほんの少し、ほんの少しだけど優しいところもあるようです』
差し入れのコーヒーを飲みながら、私は郁ちゃんにメールを送信した。