愛を知らない一輪の花
「本当だ!これ、、、斎藤さん?」
「絶対そうでしょ。、、、さすが駅前支店長の右腕だよね。」
事細かい小さい心遣いに驚く、本店スタッフ。
店番のスタッフもリボンを片手に作業場にやって来た。
「これ、凄い綺麗にリボン作ってあるの。どんなラッピングにも合うし、ワイヤーも見えないように中に巻いてあって。」
「わっ!本当。綺麗だねぇ〜。」
盛り上がっていたスタッフは、優香に一喝されさっと仕事に戻っていく。
優香は百合が作ったアレンジセットとリボンを見て、丁寧な仕事に驚いた。