愛を知らない一輪の花
蓮はスーパーで買った食材の入った袋を持ち、カードで鍵を開け中に入る。
優しく百合を部屋へと招き入れる。
2度目の蓮の部屋に緊張しながら、百合は足を踏み入れる。
「スーパーで買った食材を冷蔵庫に直してもいいですか?」
「いちいち聞かなくていい。百合の好きに使って?」
「はい、ありがとうございます。」
冷蔵庫に食材を直して、蓮の座るソファーに恐る恐る近づく。
すると、手を引かれ隣にすとんと座る。
「今日は、大事な話があるだ。、、、聞いてくれるか?」
「はい。勿論です。」
蓮の神妙な雰囲気に、百合は姿勢を正して蓮の正面に体を向けた。