この恋は、きみの嘘からはじまった。
それでも伝えたかった。
小野寺くんが伝えてくれたように。
緊張したし、もうだめだと思った。
だけど、小野寺くんは笑顔で快く受け入れてくれたんだ。
そうして私たちは彼氏彼女になった。
初めての彼氏でなにをしたらいいのかわからないけど、ただそばにいられたらそれだけで幸せだった。
デートをして、手を繋いだりハグをしたり。
隣で他愛ない話をすることが楽しかった。
そんな幸せな日も長くは続かなかった。
デート中、ばったり小野寺くんのお母さんに会ってしまった。
私は彼氏の親ということで、照れくさいけど初めて見た小野寺くんのお母さんに挨拶しなきゃって思った。