【完】壊愛ー姫は闇に魅入られてー
「えっ!!やだ、いらない...!!」
差し出されたココアを完全に拒否
手でバッテンの形を作った。
あからさまに嫌がる私に、流の眉がピクリと動く。
「お前な...そんな嫌がるか?普通。
めっちゃ傷つくわ...」
「だって...!!!!」
「...だって?」
やだよ、だって恥ずかしいもん。
流のせいで、1日1日流の事で頭がいっぱいで
余計流のこと考えては、変に意識しちゃって。
間接キスなんてしちゃったら...頭どころか、心臓まで爆発しちゃうよ...。
流のせいで
流が私なんかに変な愛情注いだせいで
最初の頃のように...普通に接する事が出来なくなっちゃったんだよ...?
どうしてくれんのさ...責任取ってよバカ流。
「とにかく、自分で作るからいいよ。
残すくらいなら、最初っから作らなければよかったのに」
「...なんかお前最近あたり強すぎじゃね?
イライラしてばっかで、なんかあったのか?」
「なんにもないよ...。
あるとしたら、流が鈍感すぎて嫌になってきただけ」
「...はあ?どういう意味だよ、ムギ」
「そのくらい...自分で考えて」