ぽっちゃり幼なじみはオオカミくんでした。


「あ、そうだ1個約束しようよ」


「何?」


「さっき春になったら桜が咲いて一面花が咲いてキレイだって言ったでしょ?
響くんも感激したキレイな景色を来年私にも見せてよ!一緒にここに来よう?」


「なんだよ、急に。」


おどけた顔の響くんは不思議そうな顔をする


「8年間響くんに会ってなかったからかな?
前はずーっと一緒に居たから、私が居なくなってからの響くんが見てきたこと感じた事私も知りたいなって思ったの。」


「……ありがとう。なんか嬉しい。
来年ここに来よう。亜実も連れてくるよ………
てか…また泣きそう。」


「え〜。響くんいつからそんなに涙もろくなったの?」


草原で私の横に腰かけてる響くんはまた今にも泣きそうな潤んだ目をしている。


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