絶対、好きになれない。
「なーーーにーーー!?無いとか聞いてないよ。まあ良かったわ。わたし基本海行くとき2.3種類持ち歩いてるから。ほら、どれにするう?」

いつも現地に着いてから
気分で水着を選ぶという愛花ちゃんが
幸いにも貸してくれることになった。

「これは??白で可愛いし、百合っぽいけど。露出度高すぎるかな?」

『うーん、どうなのかな?』

「叶のサングラスもあるし、なんか羽織っておけば大丈夫かな。」

『じゃ、借りるね!』

ふたりで隣同士にはいって
女子トークを繰り広げながらお着替え。

「じゃーん☆」

わ、愛花ちゃん、めちゃくちゃセクシー!
黒でなんか大人っぽいデザインだ。

わたしの借りたのはヒラヒラの
編み編みの流行ってるらしい水着。
かわいい。

『愛花ちゃん、ありがとう!』

「今日はせっかくだから、思いっきりみんなで遊んでいい思い出作ろうね!」

『うん!』
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