赤い刻印 - Secret Love -【続編】
少しだけ悪戯っぽく微笑んだ先生が私の頬に触れる。
どうやら先生のスイッチが入ったらしい。

「うん…。したい」
「ずいぶん素直だな、今日」

耳元でそう囁いた後、私を冷たい床の上に押し倒した。
先生の指が私の髪のバレッタを外す。

「先生、今日はこれいらないから」

私はそう言って、床に落ちていたコンドームの箱をポンと遠くのほうに投げた。

「こら、何やってんの」
「先生。子作りしよっ?」

明るくそう言うと、先生が困惑した表情を浮かべる。

「そしたら親も許してくれると思うし」
「まだその話続いてるのか?」
「うん。おばあちゃんに結婚式見せたいんだもの」
「だからって…」
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