さよならの時まで、笑顔で
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一人の子が怪我をしたのかな。




「よくないよ、早く足だしなって!」



「本当に大丈夫だから!ね?
先に授業に戻って?」



「うーん、でも...」




そんなやりとりを何回もしている。




そのやりとりがもどかしくて、私はベッドから降りて、声をかける。




「私がやろうか?」



「「え?」」




顔を見た瞬間、とても後悔した。




だってーーーー。



目の前には、ひーくんと今付き合っているっていう噂の女の子だったからー。

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