護衛目的の執事です
それにしても、高いヒールだ。
それに加え、ガラスのパンプスときた。



さらしも外されて、
胸元まで薄い透けた白い布で隠されてはあるが、肌がそれと同じくらい白いのであまり意味を感じさせない。



しかも、動きやすい為とはいえ、
右足が思い切り見えてる上、何とも私の身体にフィットしてる事が恥ずかしい。



………しかも、さっきから視線スゴいな。



敵意や殺意のあるものは感じられないが、似合ってないからだろう。



それか、隣を歩く麗さんの同じサムシングブルーのロングドレスが綺麗だからだ。



麗「あっ、そろそろ蓮の挨拶だわ。えーっと、あ、あそこね」



と指差す方には、綺麗な白いハープがあった。



麗「蓮の挨拶が終わったら、一応ダンスまでの曲を弾いてくれるかしら」



「はい」


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