護衛目的の執事です
結弦「水無月」



肩を触られたので、作り笑いを浮かべて振り返ると、



結弦「ちょっと」



と、結弦様は蒼空も付けずに、少し凛王から距離を取った所で止まった。



結弦「さっきの苺の事なんだけどね」



結弦「1週間前ぐらいかな。僕達幹部だけの時、恵が傷だらけで倉庫に来て、苺がやったって言って。

信じようなんて思わなかったんだけど、確かにその頃、苺が僕達に素っ気なかったりしたから、そうかなって半信半疑

になって、ちゃんとした証拠を見つけようと思ったんだ。苺が白にしろ黒にしろ」



………。



結弦「で、それから少しした頃、恵に呼び出されて行ってみたら、恵が泣いてて、苺は焦った感じでカッター持ってて、

恵の手足には傷があって。それで、倉庫に移動して、苺に言ったらやってないって言ったんだけど、恵が自分に黒沼を

動かして凛王を潰せって言われたって言い出して、それで………」



「頭に血が上って、追い出したと」



晃が先程苺に殴り掛かったのと同様に。



結弦「うん」


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