軍人皇帝はけがれなき聖女を甘く攫う


「もっとお前を感じたい」


 想いを吐露する彼の目が切なげに細められ、まるで本心から自分を求めてくれているような錯覚に陥った。


「誰も知らない、お前の乱れる顔が見たい」

「やっ……」


 肩からスルリとドレスを下ろされ、露わになる胸を咄嗟に両手で隠す。


レイヴンはそれを許さないとばかりに、セレアの両手を頭上でまとめように左手で拘束した。


 女の力では敵わないほどに強い力で動きを封じられてしまい、彼の視線から逃れられなくなったセレアは羞恥にギュッと目を閉じた。

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