学年一の爽やか王子にひたすら可愛がられてます


たこ焼きと焼きそばを食べ終わってからも、鈴香ちゃんは歩くたんびに屋台に寄っては、いろんな食べ物を食べ歩きする。


体は細いのに、こっちが嬉しくなるくらいの食べっぷりに自然と口元が緩む。


「うっま〜〜っ!!イカうま!!ほら、静音も食べな?」


そう言われて、私も一口もらって鈴香ちゃんとの食べ歩きを楽しむ。


まさか自分が、浴衣を着て友達とこんな風に食べ歩きする日が来るなんて。


こんな私と一緒にいてくれる鈴香ちゃんに感謝だ。






♪〜♪〜♪〜♪


「あ、ちょっとごめん」


やっとデザートタイムに到達した鈴香ちゃんがわたあめを持ちながら、ラムネをグビッと一口飲んだタイミングで、鈴香ちゃんの巾着バッグが震えた。


鈴香ちゃんは慌てて、バッグの中の携帯を取り出すと人混みから少し離れたところで電話をとる。


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