学年一の爽やか王子にひたすら可愛がられてます
「ちょっと、男子の様子見てくるか。どんな動画作ったのか見て見たいし」
「えっ、んと…」
「ん?それともどっか別のところ行きたい?」
「あっ、うん!お、お化け屋敷とか!」
慌てて思いついた答え。
他に行きたいところなんてないし、本当は今すぐに柊くんに会いたい。
だけど…。
そんなことしたら、鈴香ちゃんの身が…。
「静音がお化け屋敷とか意外。苦手そうなのに」
「びっくりはするけど、怖いとは思わないかな」
「おうおうおう!なら、出発や!」
鈴香ちゃんは、嬉しそうに私の手を掴むとズンズンと校舎へと進んでいく。
このまま、鈴香ちゃんたちのダンスが始まるまで、柊くんに会わないようにしなきゃ。