桃野、悩みなんでも解決します!1
『望架ちゃん!もう、止めなよ!』
瑠衣くんもこれ以上はさすがに、と言うように
止めたがそれにも耳を傾けなかった。
「けど、そんなの現実は綺麗事ばかりで…、
上手く行かないんですよね」
『え………』
みんなは私の言葉にまた、やられたという顔で沈没した。
「私、梁瀬くんのクラスメイトってだけで
来たわけじゃないです」
『え…』
「友達になりに来たので」
私がピースサインをして、ニコッと笑うと、
執事さんはホッとしたように
『話して頂けるかどうか、わからないですが、
ご案内させていただきます』
『坊ちゃんのお部屋はこちらになります』
私たちはそう案内され、すぐに梁瀬くんの
ドア際に立った。