桃野、悩みなんでも解決します!1
私はニッと笑った。
『でもどうする気だ?唯一の扉が閉ざされて
しまった今じゃ、どうすることだって―』
「あーーーー!!!!」
『人の話を最後まで聞け!!!!』
「梁瀬くんのお家に忘れ物しちゃった!」
『『え、』』
真海先生は察しがついたようだが、
佐賀野と瑠衣くんは唖然としていた。
『なるほど、そういうことか』
『…どういうことだ?』
『さあ…?』
「いいですか、皆さん。閉ざされた扉は開いて
貰えば良いんです。そしたらこっちが仕掛ければ良いんです。ね?」
『お、おう…?』
『うん…?』
『桃野、行け』
「安心して下さい。行くなと言われようと
何も言われなくても私は何にせよ行くんで」