桃野、悩みなんでも解決します!1

私はニッと笑った。




『でもどうする気だ?唯一の扉が閉ざされて
しまった今じゃ、どうすることだって―』



「あーーーー!!!!」



『人の話を最後まで聞け!!!!』



「梁瀬くんのお家に忘れ物しちゃった!」



『『え、』』




真海先生は察しがついたようだが、
佐賀野と瑠衣くんは唖然としていた。




『なるほど、そういうことか』



『…どういうことだ?』



『さあ…?』



「いいですか、皆さん。閉ざされた扉は開いて
貰えば良いんです。そしたらこっちが仕掛ければ良いんです。ね?」



『お、おう…?』



『うん…?』



『桃野、行け』



「安心して下さい。行くなと言われようと
何も言われなくても私は何にせよ行くんで」

< 107 / 413 >

この作品をシェア

pagetop