桃野、悩みなんでも解決します!1


そう、彼は語った。



梁瀬くんのことを。




梁瀬くんは小さいころから教育されて礼儀、マナーの他にも普通の小さな子たちがやらないことまで彼は教育されていた。


それを見る度に、執事さんは梁瀬くんのがどんどんと子供として遊び心を失う彼を見ていくのがどれだけ辛かったことか。



…私は、そんなふうに教育されて育ってないから、梁瀬くんの気持ちを理解することは難しい。




――だけど、




今の梁瀬くんを変えることはできるから。




「執事さん、今度ここで行われるパーティーっていつありますか?」



『え?』




戸惑いながらも執事さんは言った。




『明後日午後五時からです、が……。それが何か関係ありますか?』




私はニッと笑って言った。




「それでは、また明後日にお会いしましょう♪」



『え、でもっ…、坊ちゃんは出席―』



「しますよ♪――絶対にね」

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