桃野、悩みなんでも解決します!1
彼は恐らくピュアなハートの持ち主だろう。
ガラスのハートの心を持つ彼は恐らくでは
あるが、うるさかったらうるさいと思って
窓を開け、確認してくれるだろう。
私はそれを期待して、コンコンコンコンと
うるさいくらい鳴らす。
中にはカーテンのせいで中の様子は見えない。
『望架、もう無理なんじゃないか…?』
『手も赤いし、開けてくれそうな感じしないし、もう、諦めよう…』
「やだ。今日を逃したら梁瀬くんがやってないって言えないもん。家族のみんなに信じて貰えないなんて悲しくない?だから、私は諦めないよ」
『望架、』
『望架ちゃん…』
なぜなのだろう。
窓ノックをしてるだけなのに
こんなにもジンとくるシーン的な雰囲気なのは―