桃野、悩みなんでも解決します!1

「先生、誰だって間違えてしまいます。
間違わない人なんていないと思います。
この間違いをこれからどう活かすかが
大事なんじゃないんですか…?」




これで一件落着……っと。
そう思ったとき、桐谷くんが言った。




『俺も好きな子、いるんでその子に
今度、告白するつもりです。
俺もバスケ、悔いなくやるんで今後とも
よろしくお願いします!』




その言葉を聞いて、李璃の心は今、
明らかに不安でいっぱいになった。



好きな相手が分からなければ、
告白する相手も分からない。




こんな中、自分はどうしたら良いのか――って



李璃はきっと押し潰されそうな気持ちで
いっぱいいっぱいだろう。




でも、私は知っている。




二人の表情を見てれば多分、
誰でもわかるだろう。




二人は両想いだってことを―。

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