桃野、悩みなんでも解決します!1
『…おお、』
『ありがとね…』
部屋に二人を招き入れ、紅茶を差し出した。
『さんきゅな……』
『ありがと…』
「…??二人ともどうしたの?」
『望架…』
佐賀野はとても言いづらそうにして、瑠衣くんは口にした。
『…梁瀬くんのとこ行くってさっきたまたま通ろうとした時に聞いちゃったんだけど……、本気なの?』
そっか、聞いてたのか…。
私はニコッと微笑んで頷いた。
「うん、本気だよ。行くよ、梁瀬くんのところ」
『…望架ちゃん、梁瀬くんの噂、知らないでしょ…?』
「知らないな、どんな噂されてるかも。
だけどね、噂は人を孤独にする最大の凶器にもなるんだよね」