桃野、悩みなんでも解決します!1
『徒歩、二十五分くらいで着くはずだよ』
瑠衣くんは東京の道に詳しい。
なんでそんなに東京のこと詳しいの?とは
あえて、聞かなかった。
何となく、わかるような気がしたから。
「うわ、おっきいなぁ…!」
目を光らせるほどの大きな住宅地。
周りはどの家も大きく、綺麗な住宅地だった。
「梁瀬くん家はどこだろ?こんなに大きな家が
沢山あったらわからないね〜」
『呑気なこと言ってないでさっさと探す!!』
「えー?先生、家知らないんですか?!」
『基本、生徒の家には訪問しないので』
訪問しなくたってわかるでしょ。
「んじゃあ、家庭訪問ってこの学校では無いんだ?」