愛を知らない一輪の花 〜after story〜
深々と頭を下げた。
「じゃあ、早速決めていこう?イメージカラーは何色でいく?希望はあるかな?」
少し考えこんで、百合は答える。
「ええっと。、、、お任せしても大丈夫ですか?考え付かなくて、、。」
「オッケー!!それじゃあ、相良スペシャルでいくねっ?あとブーケなんだけど、1つは白であと1つはカクテルドレスの色に合わせようと思うんだけど、もうドレスは決まってる?」
「今日、この後に行く予定です。それからでも大丈夫ですか??」
それを盗み聞きしていた松田が声を上げる。
「はい!俺百合さんのドレス選びたいです!」
興奮して手を上げる松田を、呆れつつ横目でみる。