愛を知らない一輪の花 〜after story〜


挙式の時間が迫り、控え室にいたスタッフはチャペルへと移動していった。





残された百合は、白いブーケを手に取った。蓮が心を込めて作ってくれたブーケ。

ぎゅっと強く握り締めた。











「そろそろ、チャペルに移動するよ?」

高野が控え室に顔を覗かせ、促す。



「はいっ。今行きます。」

しっかりとブーケを握り、控え室を後にする。
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