運命の出会いは誓いのキスから 《番外編追加》
「こちらこそ、よろしく影山 優衣さん」
「ど、どうして、私の名前……」
と言いかけてクスクスと笑う彼の視線で、名札をつけていたことに気づく。
そうだ。音羽堂は女性社員は制服に名札着用。
男性社員もスーツに名札着用だった。
でも、彼の名札を探したけれど、彼は名札を付けていなかった。やっぱりホスト?
また怪訝そうな顔を真似されて、ハッとすると彼はまた最初のような意地悪な笑みを浮かべて、私にこう問いかけた。
「俺の名前、知りたい?」
「は、はい」
名前さえ分かれば、彼がどこの誰かも調べたらすぐにわかること。
そう思っていたのに……。
「じゃあ『ソウ』って呼んで。フルネームは次のときに。秘密があるほうが君が俺のことでいっぱいになりそうだからさ。でも安心して、ホストじゃないのは確かだから」
そう言って少しこの状況を楽しんでいる彼。
てっきり誰か教えてくれるのかと思っていた私は少し気落ちした。
そんな私を見て、彼はまた笑ったけれど、パッと腕時計に目をやった。
「ど、どうして、私の名前……」
と言いかけてクスクスと笑う彼の視線で、名札をつけていたことに気づく。
そうだ。音羽堂は女性社員は制服に名札着用。
男性社員もスーツに名札着用だった。
でも、彼の名札を探したけれど、彼は名札を付けていなかった。やっぱりホスト?
また怪訝そうな顔を真似されて、ハッとすると彼はまた最初のような意地悪な笑みを浮かべて、私にこう問いかけた。
「俺の名前、知りたい?」
「は、はい」
名前さえ分かれば、彼がどこの誰かも調べたらすぐにわかること。
そう思っていたのに……。
「じゃあ『ソウ』って呼んで。フルネームは次のときに。秘密があるほうが君が俺のことでいっぱいになりそうだからさ。でも安心して、ホストじゃないのは確かだから」
そう言って少しこの状況を楽しんでいる彼。
てっきり誰か教えてくれるのかと思っていた私は少し気落ちした。
そんな私を見て、彼はまた笑ったけれど、パッと腕時計に目をやった。