運命の出会いは誓いのキスから 《番外編追加》
「ごめん、待たせた。だいぶ待ったよね?本当にごめん」
申し訳なさそうにソウさんがアポロに来たのは、午後七時。
ネクタイを緩める仕草に見惚れつつも、よほど外が暑かったのか、額には汗。慌ててバッグからハンカチを取り出して彼に渡した。
「よかったら使ってください」
「えっ?ありがとう。待たせたこと、怒ってないの?」
「え?そんな、怒るわけないじゃないですか。むしろ、来てくださって嬉しいですし、ありがとうございます」
「そうやって言ってくれるとは思わなかった。君、じゃなかった。優衣は本当に優しいな。ハンカチ、ありがとう」
彼は私の渡したハンカチで汗を拭うと、反対の手で優しく私の頭を撫でた。
一週間ぶりに会うソウさん。
あれから何度か違う階に足を運んでみたけれど、彼に会うことは一度もなかった。
さすがに同じ会社なのは間違いないだろうけれど、会えないことに不安はあったので、こうして来てくれたことは本当に嬉しくて安心も出来た。
「ハンカチ、ありがとう」
「い、いえ」
明るい場所で会うとますます、そのかっこよさが際立っている。
芸能人のようなオーラがあり、顔だけじゃなく、耳までも夢中にさせられるような甘い声。
そんな彼が『ゆい』と私の名前を呼ぶだけで胸がドキドキと音を立てて高鳴った。
申し訳なさそうにソウさんがアポロに来たのは、午後七時。
ネクタイを緩める仕草に見惚れつつも、よほど外が暑かったのか、額には汗。慌ててバッグからハンカチを取り出して彼に渡した。
「よかったら使ってください」
「えっ?ありがとう。待たせたこと、怒ってないの?」
「え?そんな、怒るわけないじゃないですか。むしろ、来てくださって嬉しいですし、ありがとうございます」
「そうやって言ってくれるとは思わなかった。君、じゃなかった。優衣は本当に優しいな。ハンカチ、ありがとう」
彼は私の渡したハンカチで汗を拭うと、反対の手で優しく私の頭を撫でた。
一週間ぶりに会うソウさん。
あれから何度か違う階に足を運んでみたけれど、彼に会うことは一度もなかった。
さすがに同じ会社なのは間違いないだろうけれど、会えないことに不安はあったので、こうして来てくれたことは本当に嬉しくて安心も出来た。
「ハンカチ、ありがとう」
「い、いえ」
明るい場所で会うとますます、そのかっこよさが際立っている。
芸能人のようなオーラがあり、顔だけじゃなく、耳までも夢中にさせられるような甘い声。
そんな彼が『ゆい』と私の名前を呼ぶだけで胸がドキドキと音を立てて高鳴った。