自分で決める!!!
「お前をこき使うつもりはないってよ」
「……えっ?」
こき使う?
「さっき姉ちゃんにバッグ取るように言われてただろ? それを見て俺は心配になったわけよ。進も俺みたいになるんじゃないかって。
前に話したから分かるだろ? 俺が姉ちゃんのせいで大変な思いしてた事」
「そんな話されたっけ?」
「しただろ。
姉ちゃんは自分で決めた歯みがき粉しか使わないから、朝から買いに行かされたとか」
「ああ」
「それはあんたが暇だったから」
「姉ちゃんがバタフライを25メートル泳げるようになるって自分で決めた目標を達成するためにコーチさせられたりとか」
「ああ」
「それはあんたが暇だったから」
「暇、暇って俺は暇じゃなかったぞ。彼女居たからな。デートしたりとか予定あったぞ」
「……うん。彼女?
直之あんた中学生の時に彼女居たの?」
「当たり前だろ」
「心音ちゃんが私に“私、直くんの初恋相手らしいです”って言ってたんだけど」
「あれ? そんな事俺言ったかなぁ…」
言ったな。
そうだ…。
「心音ちゃんに言おうかな? 初恋相手っていうのは嘘だって事と、キャバクラに行った事を…」
「姉ちゃん、頼む。
言わないでくれ!」
「……えっ?」
こき使う?
「さっき姉ちゃんにバッグ取るように言われてただろ? それを見て俺は心配になったわけよ。進も俺みたいになるんじゃないかって。
前に話したから分かるだろ? 俺が姉ちゃんのせいで大変な思いしてた事」
「そんな話されたっけ?」
「しただろ。
姉ちゃんは自分で決めた歯みがき粉しか使わないから、朝から買いに行かされたとか」
「ああ」
「それはあんたが暇だったから」
「姉ちゃんがバタフライを25メートル泳げるようになるって自分で決めた目標を達成するためにコーチさせられたりとか」
「ああ」
「それはあんたが暇だったから」
「暇、暇って俺は暇じゃなかったぞ。彼女居たからな。デートしたりとか予定あったぞ」
「……うん。彼女?
直之あんた中学生の時に彼女居たの?」
「当たり前だろ」
「心音ちゃんが私に“私、直くんの初恋相手らしいです”って言ってたんだけど」
「あれ? そんな事俺言ったかなぁ…」
言ったな。
そうだ…。
「心音ちゃんに言おうかな? 初恋相手っていうのは嘘だって事と、キャバクラに行った事を…」
「姉ちゃん、頼む。
言わないでくれ!」