お気の毒さま、今日から君は俺の妻

 出来ればこのまま終わりということにしてほしい。終わったと言ってほしかった。
 だがそんな澄花の本音丸だしな問いかけに、龍一郎は、ふっと笑う。


「いいや、申し訳ないが、これからだ……」
「え、こ、これから?」
「そう、これから」


 龍一郎はそのまま澄花の唇の上に、チュッと音を立ててキスをした後、ゆっくりと律動し始める。


「俺を知りたいと言ったな……では覚えておいてくれ」


 ギラギラと龍一郎の目が輝き始める。


「これから毎晩、俺は君を抱く……とろとろに甘やかして、気持ちよくして、愛して……俺なしじゃ眠れない体に作り替える。それが俺の望みだ」


 龍一郎の誘惑の言葉と一緒に、足元からじわじわと、なにかが駆け上がってくる。


「えっ、あっ、う、うそっ……」
「嘘じゃない。お気の毒としか言いようがないが……君はもう俺の妻になったんだ。こういう男だと潔く諦めてくれ」


 そして龍一郎はゆっくりと、かつリズミカルに澄花の腰をつかみ、突き上げ始める。

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