お気の毒さま、今日から君は俺の妻
結婚してから何十回も抱かれてきたのに、今ほど胸が甘くときめくのは初めてだった。
完璧な龍一郎に見られていると思うと、どこかに隠れてしまいたいくらい恥ずかしくてたまらないのに、その一方でぴったりと体を重ねたいと思ってしまう。
「澄花、君って人は……」
龍一郎はごくりと息を飲み、そのまま腕を伸ばし、澄花の腕をつかみ引き寄せる。
「あ……んっ……」
覆いかぶさるように龍一郎が唇を重ねてきて、澄花は酩酊するような甘い陶酔に引きずり込まれる。
舌が口の中を味わうようにはい回る。大きな手が澄花の背中から腰へと移動し、澄花の丸くて小さなお尻を包み込んだ。
「んっ……」
ビクンと体を震わせると、龍一郎の指が妖しく動き始める。
「あっ……んんっ、りゅ、いちろ、さん……」
息がうまくできない澄花が口づけから逃れようと顔を動かすと、
「ダメだ」
澄花の華奢な体は龍一郎に抱きかかえられ、そのまま膝に乗せられた。