年の差恋愛*透明な心に彩を付けて*

振り返ると、腕を組んだ透が立っていた。



「し、支店長、お疲れです。」

「えぇ〜〜っ!たまにはいいじゃないですか〜?この前も支店長が仕事大量に置いていったから御飯、いけなかったんですよー?」


口を尖らせ、透に文句も言う。


「もうすぐ病院の慰霊祭があって、その分の事務処理を早めに仕上げておきたい。、、、下田、お前も残るか、、?」

透の言葉に、慌てて拒否する。


「いいえっ!私はいろちゃんみたいに頭良くないし、パソコン苦手ですから、遠慮しておきますっっ!ごめんねっ?いろちゃん、、また明日っ!!!」


そう言って休憩室に逃げ込んだ。


そんな亜子の姿に笑った。
< 11 / 262 >

この作品をシェア

pagetop