年の差恋愛*透明な心に彩を付けて*
振り返ると、腕を組んだ透が立っていた。
「し、支店長、お疲れです。」
「えぇ〜〜っ!たまにはいいじゃないですか〜?この前も支店長が仕事大量に置いていったから御飯、いけなかったんですよー?」
口を尖らせ、透に文句も言う。
「もうすぐ病院の慰霊祭があって、その分の事務処理を早めに仕上げておきたい。、、、下田、お前も残るか、、?」
透の言葉に、慌てて拒否する。
「いいえっ!私はいろちゃんみたいに頭良くないし、パソコン苦手ですから、遠慮しておきますっっ!ごめんねっ?いろちゃん、、また明日っ!!!」
そう言って休憩室に逃げ込んだ。
そんな亜子の姿に笑った。