年の差恋愛*透明な心に彩を付けて*

皆んなが次々退社していくなか、黙々と事務所で透と向かい合ってパソコンに向かう。

部屋は二人のパソコンを叩く音だけが響く。



時計が10時を回った所で、透が立ち上がり事務所を出て行く。

甘い缶コーヒーを持って帰ってきた。







そしてそれを彩葉のパソコンの横に置き、自分のデスクに座って声をかける。


「遅くまで悪いな。今日はもう上がれ。」


「、、え?でもまだ終わってません。これまでしてから帰ります。」




「いいから。、、、後は明日でいい。」
< 12 / 262 >

この作品をシェア

pagetop