年の差恋愛*透明な心に彩を付けて*

そういってまたパソコンに向かって、作業をし始めた。




申し訳なさそうに席を立ち、パソコンの電源を落として帰る準備を進める。

荷物を休憩室のロッカーから取り出し、透から貰ったコーヒーを握りしめ事務所に顔を出す。



「支店長、すみません。お先に失礼します。、、これ、ありがとうございます。」

缶コーヒーを見せ御礼をいい、頭を下げた。




するとパソコンから顔をあげ、財布から札を取り出し彩葉に押し付ける。


「これでタクシー拾って帰れ。、、遅くまでお疲れ。」



「えっ!?そんないりません!まだ電車もありますから大丈夫ですっ。これは頂けません、、!」
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