年の差恋愛*透明な心に彩を付けて*

焦りながら、透の手を必死に押し返す。
すると透は、彩葉の上着のポケットに無理やり突っ込んだ。

「ひゃあっ、、!支店長っ?!」



「下田と飯にいけなくなった迷惑料だと思って貰っておけ。、、送ってやりたいが、まだ終わりそうにない。気をつけて帰れよ。」

そういって無理矢理背中を押し、事務所から追い出した。




無表情な透の顔をみて、諦めて頭を下げた。

「すみません。では、お言葉に甘えてタクシーで帰ります。、、、、お疲れでした。」



そういって駅前支店を後にした。
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