年の差恋愛*透明な心に彩を付けて*
帰りのタクシー中、透に貰った甘い缶コーヒーに口をつけた。
口の中に甘さが広がって、疲れが飛んでいく。
彩葉がいつも飲んでいるそれを、買って来てくれた事が何よりも嬉しかった。
無表情で仕事に厳しい透だが、周りを良く見ていて、なんだかんだで面倒見がいいことも知っている。
だからここのスタッフは、みんな透を尊敬していて、必死に着いて行く。
彼に少しでも近づきたくて、頼られたくて、力になりたい。透の負担が少しでも減ればいい。