年の差恋愛*透明な心に彩を付けて*
溜息をついて彩葉の手元を見ると、マフラーを持っていた。
「、、今日は冷える。マフラーは巻いとけ。」
それを聞いて、素早くマフラーを巻く。
寒そうに見えただけだったようで安心する。
車内で穏やかな音楽に聴き入ってると、急に声を掛けられた。
「悪いが少し寄る所がある。」
「はい、どちらに?」
少し考え込んで答える。
「言うとお前が構えるから、言えない。」
そう言って、黙って本社へと向かった。
仕事か何かだろうかと、車から降りる透を見送ろうとすると、助手席のドアが開いた。