年の差恋愛*透明な心に彩を付けて*
引きずられて去って行く2人の後ろから、絡んでいた女性達の声がした。
「、、なにぃー、あれ。趣味悪っ。」
「軽く引くよね。」
聞こえた言葉に慌てて、手を振り払う。
透の迷惑になりたくない!
それ一心だった。
ぴりぴりとした空気に、ゆっくり顔を上げると殺気だった透の顔が見えた。
何故こんなに怒っているのか見当もつかない。
折角のデートなのに雰囲気を壊してしまった。
泣きそうな顔で謝る。
「、、、ごめんなさい。」
少し怯えた彩葉を見て溜息をついた。