年の差恋愛*透明な心に彩を付けて*
「つまらないものですが、良かったら。」
母親は差し出された紙袋を受け取ると、声を上げる。
「まっ!これ並ばないと買えないクッキーじゃない!嬉しいわっ。遠慮なく頂くわね?」
そう言って、お茶を運んでリビングに座る。
お互い向かい合って座り、彩葉は緊張する。
「では、、改めて今日は時間を作ってもらってすまないね。彩葉の父です。」
「こんな素敵な男性だったなんて、、ね?お父さんっ。あ、母です。ごめんなさい?」
それを聞いて、透もゆっくり頭を下げる。
慌てて彩葉も一緒に下げた。
不安になって、チラッと透の顔を盗み見ると優しそうに見つめ返してくれた。