年の差恋愛*透明な心に彩を付けて*
ぺこりと頭を下げ、微笑む。
そんな彩葉に切なそうに呟く。
「支店長は、清永ちゃんのこと凄く頼りにしてるよ。今まで1人で経理も事務処理もこなしてたけど清永ちゃんが来てから、残業も減ったみたいだしっ!」
「松田さん、お気を使わせてしまってすみません。、、、支店長の仰った通りです。私が勘違いしてたんです。そんなに仕事も出来ないのに本来の仕事を疎かにしてたんですから。、、、呆れられて当然です。」
「そうじゃないよっ!?支店長は呆れてたんじゃなくて!清永ちゃんのこと思っ」
慌てて彩葉に声を掛けた松田に、透が言葉を被せてきた。
「松田、明日の慰霊祭は朝も早い。こんな所で油売ってないで明日に備えて早く帰れ。」