年の差恋愛*透明な心に彩を付けて*


「どう?仕事は慣れた?」

車内でそんなことを聞かれ、清永は笑いながら答える。


「経理と事務処理は大分なれました。作業場の仕事は、、、まだ分からないことばかりで。学生の間は勉強しかしてこなかったので。でもこっちの仕事も、凄く楽しいですっ!」


「うちね、、いままで経理とか事務とかそういう専門の人間いなくて、支店長と後1人出来る人がいたんだけど、その人結婚して辞めちゃって。支店長の負担が凄かったんだよ。今はこうして清永ちゃんがいるから、大分助かってるみたいだよ?支店長、、、スパルタで厳しいでしょ?よく耐えてるね。此処に配属になっても、すぐ辞めちゃう子が多いから、精神的に強い人間ばっかり残っちゃうんだよな〜〜。」


苦笑いを浮かべる。


「ここの皆さんは、仕事が出来て、それでいて優しい方ばかりです。デスクワーク以外、本当鈍臭い私に、何度も教えていただいて、、。」
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