年の差恋愛*透明な心に彩を付けて*
電話を切った透がため息をつく。
あいつはまた、懲りずに此処に来るつもりだったか、、。電話して正解だったな。
本社での用を済ませ、駅前支店に向った。
事務所に入ると、綺麗に整えられた書類と朝テーブルに置いて来た家の合鍵を見つけた。
、、、返されたか。
置いてある鍵を握りしめ、眉をひそめる。
何故こんなにイライラしているのか、、。
多分、、、気づいてる。
こんなこと初めてで、自分に嫌気がさした。