年の差恋愛*透明な心に彩を付けて*


そんな百合に、彩葉も慌てて頭を下げて挨拶をする。

「こちらこそっっ。初めてまして。清永彩葉です。よろしくお願いします。」






百合の後ろに立っていた透が指示を出す。

「話は終わったか?、、、仕事に取り掛かるぞ。松田は俺と祭壇に、清永は今きてる分の名札を打っとけ。あとのメンバーは生花スタンドと搬入に別れろ。」



それを聞いて、それぞれ仕事に移る。

彩葉も言われた通りに、3件の葬儀のそれぞれの名札を専用のパソコンで打ち始める。

かなりの数にゾッとした。


名札は打ち終わるとして、問題は生花スタンドだ。数が多いときは、支店長と松田までいけるが、3件の祭壇で手一杯だろう。
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