復讐をするまで忘れずに…
「遅くなりすいません」


私は謝りながら現場の部屋に入った。


そこには昨日よりも少ない人数の人がいた。


「岡辺、なんで遅れたんだ?」


波瀬先輩の厳しい声が飛ぶ。



「あっ、えっと」


私が戸惑っていると


「まぁ、具体的なのは後で聞く」


と、言われてしまった。


そして、地道な捜査が始まった。


しかし、山本さんの事件同様、他の手掛かりは見つからなかった。


凛先輩達が一生懸命、第一発見者に事情聴取もしてくれたが、犯人等は見ていなかった。


そして、今回の事件もだんだんと闇の中へと近づいていった。
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