ワンコ系Drの熱烈アプローチ
「何か……先生って犬っぽいですよね」
「へ? 何それ」
「嬉しいときは全力で喜び表現したりとか。何か、スーちゃんと似てる」
私を抱き締めて喜ぶ姿は、パタパタと尻尾を激しく振って戯れ付くスーちゃんを連想させる。
そんなことを言った私を離した鮎川先生は、いきなり顎を掴んで顔を近付けた。
「スーと一緒にすんな。んなこと言ってると……」
不意打ち気味にチュッと軽やかに唇を奪われ、目を見開く。
「ちょっと、先生!」と抗議の声を上げた時、「えぇぇぇー?!」と私たちとは別の声が聞こえた。