桜咲くあなた色
芹「まぁまぁ、いきなりこんなこと言われても困るよねぇ。驚くよねぇ。」

え、こんな人だったの?あれ?未来から来たって言ってた?んんんんん?疑問ありすぎて頭がコンガラガル…



芹「一個ずつ説明してくね。まず、俺は何者なのか。
俺は君の時代からしても未来人って言うか。まぁ、この時代から1万年先の未来から来たんだぁ。俺はその時代の歴史研究者。
で、1万年先の未来では、歴史の授業を平成時代からしかやらないんだ。そこで、目につけたのは逢坂 千歳という人物と、小宮山 晴って人物。注目した理由は簡単。逢坂千歳は生まれてから高校までの情報しか記されていない。逆に小宮山は生まれてから高校までの情報が一切ない。偶然の一致かと思えば、同一人物の様に瓜二つ。そして、小宮山の日記にはこう書いてあった。『もう、逢坂千歳としては生きられない。』とね。」
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