LOVE・GAME
「確かにな。お前いつもめんどくさそうにあしらってたし」
葵平も裕翔に続く。
言われてみれば…。
いつも謝って済ませたり、関係を切ったりしていた。
そんなに深く考えたことは無かったのかもしれない。
「いやでも!!好きとかはマジでねえから!俺のタイプじゃねえよ立花陽チャンは」
「あぁ、美人系が好きなんだっけ。
確かに立花さんは可愛らしい感じかもね」
……あんまり顔は見たことねぇけどよ。
確実に言えるのは好きではないということ。
あんな感じ悪そうな女、好きなんかじゃない
女の子はもっとニコニコ振舞っていた方が
多少は可愛く見えるのに。